テキトー感想&考察ブログ

主にカードキャプターさくらの感想ブログです。

【OAD】「さくらとふたつのくま」とクリアカード編アニメの考察

 

 

※この記事は、2017年9月15日に別サイトにて投稿したものです。

 

 

カードキャプターさくらクリアカード編コミックス第3巻に付いてきたDVD「さくらとふたつのくま」の考察です。

感想記事が長くなりすぎたので、考察は別記事に書きました。

 

「さくらとふたつのくま」感想記事はこちら

 


注意書き

原作、アニメ、劇場版の内容について触れています。またDVD「さくらとふたつのくま」の内容もガッツリネタバレしています。
クリアカード編の内容についてですが、全く触れないわけにはいかないので、考察する上で必要な情報だけ少し書いています。特に、クリアカード編の始まりはどこなのかははっきり書いちゃってるので、お気をつけください。
何も知りたくない方は、バックしてください。
また、完全に自己満足で独断状態、一人歩きな考察になっていると思うので、こういう考えもあるんだー程度に、ゆるーく見て頂けるようお願いします。

 

 

以下、ネタバレしています。

 

 

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考察1。
なぜ、このタイミングで、このエピソードをアニメーションにしたのか。

 


アニメクリアカード編まで残り3ヶ月ほど。アニメ開始前最後の単行本発売に付けてきたって事は、やっぱりこの話は1月からのアニメのプロローグなのかな??


ちなみに、このDVD最後まで再生すると、「カードキャプターさくら クリアカード編プロローグ」って文字がでるの。
ただこれ、アニメ版のプロローグなのか、原作のプロローグなのか、どっちもなのかはまだわからない。
原作のプロローグにしても、辻褄はちゃんと合うんだよね。まぁ、原作最終回とほぼ一緒なんだから当たり前だけど。
でも、新アニメの直前にわざわざこの話のアニメを作ったってことは、やっぱり劇場版第2作の終わりからはアニメクリアカード編に繋がらないってことなのかなぁ???

 

 


考察2
もしも「さくらとふたつのくま」がアニメクリアカード編のプロローグだとしたらどうなる??
 
最初、このDVDの予告を見た時には、やっぱりアニメも原作から繋げたいから原作最終回をアニメ化したんだろうなと思ってました。
ここで気になるのが、原作とアニメの違うところはたくさんあるんだけど、どの部分が原作から引き継ぎたかったのか?ということ。


原作全部を作ることはできないんだけど、でもアニメで引き継げるところはアニメの設定を採用するような気がするんです。
特に、クロウカードとさくらカードの枚数なんかは、アニメの設定がそのままクリアカード編のアニメに引き継がれるんじゃないかな、と。
どれくらいの時期アニメが続くかはわからないけど、まだ3巻しか出ていないもののアニメ化ならアニオリ回は必須。
アニメの脚本に前回同様CLAMP大川七瀬さんが付くことからも、前と同じくアニオリもあるし、原作と違う設定や展開もあり得ると思います。
だから、完全に前回のアニメの設定から引き継ぎ、原作とは少し違うアニメクリアカード編をやることも出来ると思うし、このDVDがでるまではそうすると思っていたんですよね。


でも、このタイミングで「さくらとふたつのくま」をアニメ化したってことは、やっぱりその必要があったのでしょう。
とはいえ、原作とアニメの相違点をこのDVD一つで全て解決することはできません。
だから、ある程度はアニメの設定をそのまま、一部分だけ原作の話を採用しようとしているのかな、と思います。


じゃあ、原作最終回のどの部分をアニメクリアカード編に引き継ぎたかったのか?


まず、DVDのラスト、さくらと小狼が中学生になって再開したシーンに、台詞がほとんどなかったのが一番気になりました。
原作のラストは、小狼とさくらが抱き合い、
「これからはずっと一緒だよ」
と言っている。
その前にも、小狼は「香港での手続きが終わった。これからはずっとこっちにいられる」
みたいな事言ってるんですが、それも全部なかった。
実はこれ、原作のクリアカード編冒頭と被るんだよね。
だから、続きは新アニメのクリアカード編でって事なのかなぁ、と思いました。


で、アニメクリアカード編に引き継ぎたかった原作設定は、小狼がさくらからもらったピンクのくまさんではないか、と。
再会のシーンで、小狼はさくらからもらったくまさんを持っているんです。


まぁ今の所、原作では何も起きていませんが、このくまさんが今後いなくては困る展開になっていくのであれば、このDVDは必要ですよね。というか、これが一番大事なのかもしれない。

 


小狼「香港でやらなきゃならないことがある」
を言わせたかった可能性も。
これ、確かアニメではあんまり言ってなかったよね?
でも、原作でもこのDVDでも2回ほどこんなニュアンスの台詞を言っている。
彼が香港でやらなきゃならなかったことがクリアカード編で明かされるのは確かだと思います。
このセリフ、別になくても何とでもなるけど、でもあるとクリアカード編での小狼の動向に視聴者が興味をもつ良い伏線になっているのかも??まだなんにもわかりませんがね。
ただ、最初はこの香港でのやらなきゃならないことがとても時間のかかることなんじゃないかと思っていました。だから、原作の時間軸を採用しようとしたのかなと。
しかし、DVDで小狼の転校が6年生だったので、この予想は外れでしたね。
ただ、小狼の転校を6年生の春にしておく必要があったのかもしれない。
小狼が香港で何をしていたのか、はまだわからないので何ともいえないですが、この事がまたなにかの伏線という可能性も考えられる、かも。

 


考察3
前回のアニメのアニオリキャラたちはどうなる?


小狼と一緒に住んでいたウェイさんだっけ?
彼は出てくるんじゃないかな?
中学生で一人暮らし、NHKは許さないでしょうから。
で、一番気になるのは苺鈴ちゃんだと思うのですが…。
なんとなーく、出てきそうな気がする。
さっきも言ったように、ほとんどはアニメの設定を引き継いで、さくらのくまさんとか小狼の引っ越し時期やその経緯とかだけ、原作のものを加えるんじゃないかな、と。
再び日本に転校までしてくるかどうかはわからないけど、たまーに小狼やさくら知世と電話や手紙を送りあったり、大型連休で遊びにきたりしそう。
というのも、クリアカード編はアニオリばっかになりそうだから。
だってまだ3巻だよ。
最終話はまだ先としても、キリ良くなる部分もあんまりないし…。
クロウカード編が6巻、さくらカード編が6巻と考えると、あと3巻くらいはないとキリが良くならなさそう…。
途中で再放送やら他アニメを挟むとしても、アニオリ回ないと1クールで終わっちゃうからね。
それに、苺鈴ちゃんファンは結構多いし、1回出すだけでもファンサービスになるので、レギュラーにはならなくても出て欲しいなぁ〜

 


追記。
ここからは完全に原作クリアカード編のネタバレを含んでいます。
クリアカード編のコミックス未読の方、内容を知りたくない方はバックしてくださいね。

 

 

 

 

 


では、いきます。


クリアカード編、もう一度読み返してみて気づいてしまった事が……。
二人、くまさん交換してるんですよね。忘れてた。
くまさんも、作ってくれた人と離れてて寂しかっただろうから、しばらく交換しようと言い出したのは小狼。その小狼は、クリアカード編ではさくらに色々隠し事をしているようで、いつも不安そうというか、浮かない顔をしているんですよね。
まだ、香港で何をしていたのか、友枝町で(さくらのそばで)やるべき事、が何なのかは明かされていないけど、やるべき事があるとは断言しています。
まぁそれはそうと、小狼はよく自分の部屋でくまさんを見つめながら「さくら…」とつぶやいて不安そうな顔をしています。
で、思ったこと。
さくらのピンクのくまさんをさくらに渡す必要があったのではないか、と。
そのくまさんに、おそらく小狼が何らかの術をかけているのではないか?
それがさくらを守る若しくは助ける系の術であることを願っていますが、このピンクのくまさんがとても大事な役割を担っているような気がするのです。
術をかけたのがエリオルやもっと別の人物の可能性もありますが…。
やっぱり、ピンクのくまさんが1月からのアニメでも登場する、いや、登場したらこのくまさんやっぱり何かあるぞと思ってしまう…。


まぁこれは私個人の勝手な予想なので、まだまだわかりませんが、こんな感じです!


あぁ、クリアカード編のアニメ楽しみすぎるなぁ。