テキトー感想&考察ブログ

主にカードキャプターさくらの感想ブログです。

【アニメ】クリアカード編第20話「さくらと虹とおじいさん」

※この記事は、初アニメ初放送時に自身の別ブログにて投稿されたものです。

 

 

前回の記事、もっと深く掘り下げればよかったなぁと後悔…

今回は、前回の分も少し巻き戻って考察しつつ、しっかり感想書いて行きたいと思います!!


我慢できずに「なかよし」の電子書籍を5月と6月号買って読んでしまった…


あまり原作のネタバレははっきりとはしないつもりですが。
ネタバレ感想しています。

 


第20話「さくらと虹のおじいさん」



「僕に出来ることなんてないのはわかっているけど、それでもさくらちゃんやみんなのためなら頑張れるから、そうもう一人の僕に伝えておいて」(雪兎)

 

 

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何かをしたくても、力がなくて歯がゆい思いをしている人が今回は多いかなと感じています。実際に同じようなことを口にした苺鈴もそう。小狼も、もっと自分に力があれば…と思っているだろうし。
これが雪兎さんの死亡フラグ的なものでないことを願います。身代わりに…とか嫌だからね!
雪兎さんの心は口に出さなくてもユエに伝わってるんだけどね。

 

 


【感想】


卵焼きの歌が可愛すぎて…!ケロちゃんの合いの手も流石っす!
前の日直の歌も可愛かったけどね!変わらないさくら、嬉しいです。


「デート日和やなぁ」
ようやく、さくら本人の前で「デート」という単語を出してくれましたね。さくらの反応は…真っ赤です。少し否定気味?
この様子だと、小狼の「付き合ってる」がきちんと言えていたとしても、同じように反応してそうですね。
カップル、という認識はさくらにはないのかな?


さくらが封印の獣はケロちゃんしか知らないという発言。そこで浮かんだのがスッピーなんだけど、スッピーはなにも封印してないか。つまり、ケロちゃんとスッピーって似てるけど作られた目的は違うってことなのかな??


園美さんからの電話。
おじいさんに会いに行くことになり、小狼にデートを断るさくらのテンションが低い。
しかし、知世からのメールで小狼と一緒におじいさんのところへ行くことに。


今回のデート。どちらが誘ったのかすごく気になるんだけど、結局どちらかわからなさそうですね。どこに行く予定だったかもわかんない。
今まで通りでいくならさくらからのお誘いですが、ここ最近小狼の忙しさが落ち着いたのか、さくらと共に居たいのかわからないけど、比較的一緒にいるので小狼からってのも可能性なくはないかな??


そんなこんなで二人でおじいさんの家に。
でっかいね。歩いてきたっぽいけど、近いのかな??


メイドさんや大きい家に慣れないさくらと、慣れてそうな小狼
小狼はウェイは執事というよりも家族だと言っていて嬉しかったです。
でも、たしか李家にメイドさんも居た気がするんだよね。小狼は育ちが良い子です。

 


おじいさんへ小狼を説明するさくらが可愛かった。一通りの説明の後、「私の…」
さくらはなんて言おうとしたのかな?
多分、「私の一番大切な人です」とかそんな感じだろうなぁ。しかし、照れて言えないさくらに気付き小狼フォローしちゃいます。
紳士だけどさぁ、視聴者的にはさくらの続きを聞きたかったよ。


お互いに作ってきた料理を褒め合う仲良しさんな姿をおじいさんに見せつけちゃう。


そしてさくらは空になったポットを持ってお茶を取りに。

 


小狼とおじいさんの会話が印象的でした。
小狼が撫子さんのことをどこまで知ってるかわからないけど、多分もう他界されている事、毎日写真が飾られていて家族はみんな撫子さんのことが大好きな事、は聞かされていなくてもわかっていそうですね。
おじいさんが撫子さんと藤隆さんのことを認めてあげられなかったことは、今回初めて聞かされたんだと思います。


「なにもわかっていない者が口を出すべきではないかもしれませんが、お孫さんも喜んでいらっしゃると思います」


小狼は本当に優しいなぁ。
可愛い子の相手は、みんな優しい。もっと悪いやつなら良かったのに、と思うおじいさんの気持ちも少しわかるかも。でも、優しい大好きな人に巡り会えたから、撫子さんもさくらも幸せな笑顔でいられるんですよね。

 


雪兎さんとケロちゃんの食べっぷりは見ていて気持ちが良いなぁ。
そしてなかよしだなぁ、この二人。

 


ケロちゃんはユエと話しにきたのかな。掃除は口実で。


この二人の会話の中で、桃矢の力が戻っていることと、さくらの魔力が強くなっていることは無関係ではない、と語られています。


ここで前回の話に戻ります。
さくらはクロウの血縁。
つまり、原作設定である、藤隆さんがクロウのもう一人の生まれ変わりという設定がアニメでも採用されていることになります。


そして、さくらカード編時点でのエリオルの魔力の半分を藤隆さんが持っている、と。


さくらの魔力が増えると、桃矢の魔力も増える。
ケロちゃんやユエのニュアンスから、少なくともこの二人はさくらの魔力が増えたことと桃矢の魔力が戻ったことが関係あると思っています。
とすれば、藤隆さんの魔力も同じように増えているのではないだろうか。
そう考えるのが普通ですよね?


ちなみに藤隆さんの魔力が上がってるなら、もう一人の生まれ変わりであるエリオルの魔力も上がっている可能性があります。
とはいえ、エリオルの魔力は半分を藤隆さんにあげたので、さくらカード編の時よりは少ないと思われますが。


しかし、身内の魔力が上がれば周りも上がる、という設定があるのでしょうか?
今までそういう描写は誰もいないので。


そこで気になるのが、撫子さんの魔力。
撫子さんに魔力があるのかないのかはわかりませんが、撫子さんにも魔力がありそうな気がします。
そして、今回起こってしまったことは、クロウ(藤隆さん)の魔力と撫子さんの魔力を両方引き継いでしまったさくらと桃矢にだけ、大幅な魔力の高まりがあったのではないか、ということです。

 


お茶をもらいにおじいさんの家を回るさくら。
このシーンで誰もメアドさんがいないのは、多分偶然じゃなくさくらの力のせい。
お茶をもらいに来つつも、さくらがお母さんの部屋を見たいという気持ちに魔力が無意識に答えちゃってるんでしょう。


お母さんの部屋に来るとさくらは『記録(レコード)』で過去を映し出す。
そこにはさくらと同じ年くらいの頃の撫子さんの姿が。


撫子さんの手にさくらが触れようとした時、
「これ以上はダメ。これ以上は戻れなくなる」


撫子さんの声がさくらを止めると、次フードの子の夢を見る。

 


撫子さんが言ったこと。その意味はなんとなくわかります。強すぎる魔力を使いすぎると、きっと戻れなくなるということ。
撫子さんは未来がわかるの?やっぱり多少は撫子さんにも魔力があると思うんですよね。
だってどう考えてもただの死者じゃないもの。


同じ頃、秋穂もさくらと同じ夢を見てぼーっとしているところを海渡さんに支えられます。


お姫様抱っこをして、
「大丈夫、そばにいますから。だから、おやすみなさい」


海渡さんかっこよすぎ!


同じ頃、さくらも小狼の声で目を覚まします。


モモ
「シンクロし始めたわね」
海渡
「ええ、カードの作り手と同じ夢を見たのでしょう」


ついに、さくらの事を「カードの作り手」と言いましたね。
クリアカードはさくらが無意識に作り出したものだと、私はずーっと前々から考察してましたが、ようやくそれが正解だと答えが出ました。


そして、シンクロ、同じ夢。
秋穂もフードの子を見た、と言った。
さくらはフードの子を知っている、と言った。


フードの子の正体は??


これ、秋穂がさくらと同じ目線で夢を見ているということですよね。
つまり、フードの子は秋穂じゃないと思いました。


私の考えは、フードの子は自分自身。
さくらの夢のフードの子はさくら、秋穂の夢のフードの子は秋穂、なんじゃないかなぁと。
あのフードが秋穂の一族のものだと今回判明しました。
秋穂の一族とはどんな一族なのでしょうかね。

 


モモは、夢の中の力が強くなっていることについて、少し早くないかと言っている。
それに対して海渡は、早いに越したことはない、という。


モモと海渡、多分目指すものは同じでも少し考え方に違いがありそうです。
恐らく二人の一番の目的は秋穂を救うこと。


なぜ秋穂を救わなければならないかはわかりませんが、あまり時間的に猶予がないようです。
そして、それは秋穂の正体にも関係ありそう。


そのために、さくらの作り出すクリアカードが必要ということでしょう。


「けれど。あちらの守り手が気付いて動き始めてしまいましたね」


この守り手が、ケロちゃんとユエを指すのかエリオルのことを指すのかはわかりませんが、どっちでも良いですね。


さくらの「守り手」と表現した。それに困っている様子の海渡さん。
海渡さんが、さくら達の敵という可能性も出てきました。
私は海渡さんも敵ではないと信じてたのですが、少し雲行きがあやしいですね。

 

 

 

久々のエリオル登場。
写メで魔法陣送っただけで、幻術で呼べちゃうんですね。
半減していてもかなり強い魔力です。
私、半減したらエリオルより小狼の方が魔力高くなるんじゃないかと思ったりもしてたけど、そんなことないですね。
クロウさんってやっぱすごいんだなぁ。


しかし、原作だとエリオルがケロちゃん達の方に幻術で現れてましたね。この違いって何??

 


ようやくエリオルがケロちゃん達に真実を明かしてくれるみたいです。


「一番恐れていたことが、現実になる」

 

 

 

 

エリオルが一番恐れていたことってなんだろう。
けれど前に言っていましたね。
大きな力は大きな力を引き寄せてしまう、と。


エリオルは、さくらがこれ以上魔力を強くなることを止めようとしている??
しかし海渡はさくらの強い魔力でつくるクリアカードが必要だから、エリオル達が邪魔??
そういう構図ではなかろうか。

 


ケロちゃんにおまかせ。


2週続けてバトルがなかったから、今回はお弁当なのね。美味しそう。

 


次回予告。


ネタバレになるからここでは軽ーく。
原作にもある展開です。ついでに言うと、このおじいさん回も原作回だったみたい。


っつーか、これあと2話で終わるの???
私は無理だと思う、うん。

 

 

 

 


ここから先、原作漫画を読んだ内容を含む考察をします。
おそらく、次回アニメになる話についてネタバレになるかと思います。


知りたくないという方はここでバックしたください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


いいですかね?


それでは原作についても触れていきたいと思います。

 


あと2話で終わらせられないだろうなと思う理由。
それは、明かされていないことが多すぎること。


おそらく次回アニメ化される部分にて、多くの謎が明かされます。


一つはクリアカードとは何か。
二つ目は海渡さんの正体。
三つ目はエリオルが黙っていた理由。
四つ目は海渡さんの目的。

 


また、小狼の心の描写がわかるようになることで、小狼の今までの気持ちが少しわかりやすくなります。


しかし、明かされていないことが多すぎて、残りでこの伏線を回収するのは無理だと思います。
私は21話のオーディオコメンタリーが桃矢と雪兎さんの声優さんだったことから、21話に桃矢の新たな力が明かされるのではないかと予想しましたが、原作を読んだ限りそういう展開ではなさそうです。

 


これから明かされなければならないこと。


・秋穂の正体。
・夢の中のフードの人物
・夢について。
・時計の国のアリスとは。
・さくらと桃矢の魔力が大きくなった理由。
・海渡の本当の目的。
・エリオルが日本に来ない理由。
桃矢の新たな力。
小狼の魔法の正体。


これを最終話だけで明かすのは非常に難しいと思います。


海渡さんの本当の目的、というのは、原作で明かされた海渡さんのしたい事、とは別に、目的があると思っているから。
その目的のために、これをしたい。これをするために、さくらのカードが必要。ということではないかなと。
海渡さんが欲しいカードというのが、クリアカード全てを揃える事なのか、ある特定のカードが欲しいのかがまだわかりませんが、クリアカードはクロウカードやさくらカードと同じ枚数にはならないかなぁと個人的に思っています。


同じ枚数にする必要がない、というのがわかったので。クリアカードが何か原作で明かされたので、クロウカードよりも少なくてもいいし、多くてもいいと思います。


さくらと桃矢の魔力について。
原作通りなら、次回少し撫子さんが不思議な力を持っていたっぽいということだけ明かされます。
それが、さくらや桃矢に少し似ている、と。
私は撫子さん、さくら達の魔力にすごく関係あると思ってます。

 

 


テレビアニメでの終わらせ方。


小狼を始めとするケロちゃんユエらがさくらを守ると決意を固めるとともに、もしかするとさくらにクリアカードの正体を明かすかもしれないと思います。
クリアカードの正体が、最終話サブタイトルのまんまなので。


さくらに気づかせずに終わる可能性もあるかもしれません。ちょっと迫力のある戦闘でカードを捕まえて終わる、という。


インタビューで海渡さんに見せ場があるって読んだけど、今のところそれらしいものはないですよね。
次回のは…
どちらかといえばエリオルの見せ場のように見えます。

 


個人的には小狼VS海渡さんがすごく見たいです。
「同じ月の属性同士、厄介な相手」
というフラグともとれる台詞もあるので。

 

 

 


来週は、原作通りならちょっとキュンとしちゃうなぁ〜
小狼の想いがしっかり見られるので。