この記事は、初アニメ初放送時に自身の別ブログにて投稿されたものです。
もう終盤ですね。ラスト最終話を残すのみになりました。
更新遅くなり申し訳ないです…
しっかし、なかよし7月号は凄かった…
という事で、ネタバレ感想書いて行きます。
なかよし本誌のネタバレを含みます。
未読の方は十分にご注意ください。
第21話「さくらと鏡と思い出の鍵」
「(母上も柊沢も言っていた。あまりに強い力は己自身を不幸へと導くと。絶対に、不幸になんてさせない…絶対に!)」(小狼)
ようやく小狼の心の声がわかりました。わかってはいたけれど、やっぱり小狼はさくらのことを守るためにさくらのそばに帰ってきたのですね。
このラストの「絶対に!」に力が込められていてドキドキしました。
ツイッターを見る限りくまいさんも小狼と同じ気持ちでいてくれているので、演技だけど演技じゃない声、というかすごく良かったです!
【感想】
まず最初に、21話のオーディオコメンタリーが雪兎さんと桃矢の声優さんだったので、この二人がメインの回になるのでは?と前々回くらいの感想で書きましたが…
蓋を開けてみれば、そんなことは全然なかったですね…
他の回のオーディオコメンタリーはその回のメインの声優さんが担当されることが多かったので。
まぁ、桃矢の方はわりと出てきてるし台詞もまぁまぁあるし、ユエも出てきてはいるんですけど。
アイキャッチキャラクターが小狼なのは、ラストシーンのスポットを当てるためと最終話の一個前だからだと思います。
最終話前でなければ海渡さん、個人的にはエリオルが一番頑張ってたかなぁと思います。
今回はほぼ原作通りの展開でした。
多少台詞のニュアンスが変わったりしたところもありましたが、ほぼ同じかなぁ。
序盤で気になったのは、お兄ちゃんの服装が水族館デートの時の小狼の服にそっくりだったこと。
特に意味はない、んだよね??
原作と同じだけど、原作は色わかんないからなぁ…
さくらが倒れたとお父さんに電話。
電話の相手はおじいさんでしょうか?
もうとっても仲良しですね。
おじいさんがさくらにあげたかったものの一つが家とは驚き!!
いつか大人になったら小狼と一緒に住むのかなぁ〜と妄想。
今の木之本家よりもかなりデカイですよね。
園美さんによると、撫子さんはおばあさんにそっくり。
そして、撫子さんは昔からそこにいない誰かと話したり心を通じあわせたり出来たらしい。
これって撫子さんにも魔力があったってことですよね。
そして、それはおばあさんからの遺伝、だと。
クロウさんの生まれ変わりからの血縁でもここまでの魔力にはきっとならない。さくらの魔力の大きさには撫子さんが関係していると思います。
同じように、桃矢の新たな力も撫子さんが関係していると思うのです。
そして、一番びっくりなのが、お父さんがさくらのことを全て知っていたという事。
お兄ちゃんだけじゃなくお父さんにもバレてたのね。
まぁ、そうでなきゃここまでうまく隠したりスムーズにカード集め出来る訳ないか。
陰ながら家族に支えられていたんですね。
「だってさくらさんだから。さくらさんは自分も周りの人も大切に出来る人だから」
たしかにさくらの方が、小狼よりも自分のことをちゃんと大事にできてますね。もちろん周りも。
だから、さくらの家族よりも小狼の周りの人の方が本人を心配して見える。
一方おじいさんのお家では、倒れていたさくらが目を覚ます。
「少しでも痛いとか辛い所があったら隠さずに言ってくれ」
「小狼くんもだよ。小狼くんも、教えて欲しいよ…」
ついに、さくらは小狼に想いを告げましたね。ずっと言えなくて、ずっと聞けなかったことを。
しかし、小狼は何も言えない。言ったら、きっとさくらは悲しむから。今よりもっと苦しむから。
そこはおじいさんが、さくらに渡したいものを持ってきます。
開けると、それは銀色に青い石のついた鍵。
「撫子が小さい頃からずっと大事にしてきたものなんだ。私と妻がイギリスから持ち帰ってきたものでね」
また伏線増えましたね。
なんでしょう、この鍵。
原作にもある話なので、重要な鍵なんじゃないかなとは思います。
イギリスから…小狼も反応していますが、クロウさんもしくは海渡さんや魔法協会なんかに関係ありそうですね。
おそらく、これも魔法具やら術具と呼ばれるものだと思います。
その頃、エリオルに呼ばれたケロちゃんとユエはエリオルを問いただす。
まず海渡について話すエリオル。
海渡さんは魔法協会の人間であったこと。
しかし、一年前に破門されたこと。
その理由は、門外不出の術具を紛失したから。
しかしそれは嘘で、海渡さんがその術具を持ち出した、というのが真実らしいということ。
一体どんな術具なのでしょうね。
協会も海渡の力と術具を使われるのを恐れて手が出せない。
小狼のお母さんでも力を図ることすら出来ないくらい強い。
今のエリオルよりも強い。
けれどさくらは…
魔力の強さを整理すると、
さくら>海渡>エリオル>小狼のお母さん
って感じなのかしら?
エリオルのことを海渡さんが、存命する中で一番の魔術師のひとり、と言っていますので、小狼のお母さんよりも未だ強いんだと思います。
そして、クリアカードはさくらが何も元にせず自分の力だけで生み出した魔法具であることが語られました。
前回の時にほぼそれと取れるニュアンスのことを言っていたので、ここはあまりもう驚くところではないですね。
さくらの魔力の高さがわかります。
以前なくるが、ケロちゃんやユエ、ルビームーンやスッピーの力の差は、主人の力の差と比例すると言っていましたね。
となるとケロちゃんとユエもかなり強くなってるんじゃないかな?
ケロちゃんが以前言っていた、さくらの力が強なってることはわかっていたがここまでとは…
みたいな台詞は、身体で自身の魔力の強さを感じていたからなのでしょうかね。
しかしそうなると、モモって海渡さんが作ったもの??
ケロちゃんみたいに獣の姿になったりするのかな?
モモが大っきくなって戦うとか想像できない…
そして、驚いたこと。
遊園地、やっぱり建てられてたんですね。
同じ間取りで短期間で家を建てられたのは、海渡さんが魔法を使ったからなのでしょうね。
ということで、OAD「さくらとふたつのくま」はアニメと繋がってるわけじゃないってことだよね。んー。
さくらはまだ自分の魔力を制御できない。
そして、海渡さんの目的はさくらの新しいカードが関わっている事もエリオルは読んでました。
その時、海渡さんの魔法がエリオルを襲う!
攻撃対象はエリオルのみ。
これって、海渡さんはケロちゃんやユエなどさくらのそばにいる人は傷つけないようにしてるってことですよね。
さくらにバレたら困るから、ではなくさくらの事も大事にしてるんじゃないかな、と思います。
しかし、エリオルの存在は邪魔だと。
エリオルVS海渡
エリオルが久々に杖で魔法を使い、かっこよかったです!
勝負はほぼ互角?
お互いに魔法具を壊されてしまう結果に。
しかし、エリオルとの通信手段を全てシャットアウトさせた海渡さんの方がやはり上ですね。
「さくらさんを、そして李小狼を助けてやってくれ」
エリオルの最後の言葉。ケロちゃんもユエも特に無反応なところをみると、小狼が全て知っていたことは予想できていたっぽいですね。
小狼には海渡さんのことをここまでエリオルが話せなかったので、ケロちゃんかユエが伝えて協力していくのかな?
そして海渡さん。
「それでも新しいカードは必ず手にいれます。協会から手に入れた術具を使って魔法を発動させるために」
海渡さんの持ち出した術具を使うにはさくらのカードが必要なようです。
それが、ある特定の一枚なのか、それとも全てを揃えるとなのか、どちらでしょうか。
それと、禁忌だとされるその魔法とは。
ぱっと思いつくのは、何年も前に時を巻き戻す、とか死んだ人を生き返らせる、とか永遠に時が進まなくする、とか。
海渡さんの目的は、秋穂を救うためだと思っています。秋穂が今どんな状態なのかはわかりませんが、秋穂が実はもう死んでいる、とかこれから何もしなければ消えてしまう、とかを阻止するためなんじゃないかな、と。
さくらとシンクロし始めた、というのが気になりますが。
実は今起こってることが二週目、一度やり直した世界で、秋穂はツバサの四月一日みたいな存在??
わからない…
さくらと小狼は車で送ってもらいます。
原作は歩いて帰ってたけど、アニメだと車ですね。
「こうして私が見てる小狼君と、小狼君が見てる小狼君は違うんだなって」
だから、本当の自分が映し出せる鏡が欲しい、というさくら。
木之本家に着くと、家が左右逆転している。
まるで鏡に写したような。
さくらが固着(セキュア)するとそのカードは、
『鏡像(ミラー)』
英語だけですが、さくらカードと同じ名前のカードは初ですね。
謎が明かされたので小狼の心の声も視聴者に聞こえるようになりました〜
「(創り出しているのがさくら自身だから、似通った絵が浮かぶのも当然か)」
さくらは新たなカードで『飛翔(フライト)』を写し出してコピーする。
そしてひとつは自分に、もう一つを小狼に。
二人は『飛翔(フライト)』で空を飛ぶ。
なんか、小狼にはやっぱリボンは可愛すぎますね。まぁ、二人とも可愛いからいいのか。
手を繋いで空を飛ぶ。
小狼は、エリオルと母上の言葉を思い出す。
強い力を持つものは己自身を不幸にする、と。
しかし、さくらのことは絶対に不幸にしないと決意を新たに…
小狼がさくらの手を引き抱きしめるのが良かったです!
昔はさくらから抱きつくことの方が多かったけど、クリアカード編は小狼からの方が多いですね。
この絵が凄く綺麗でした。
なんか、この回が最終回でもよくない??とか思っちゃった。
『clear』が流れるとかズルイ。
しかし、『ツバサ』のサクラも己の魔力が強過ぎて色々と辛い目にあってきているので、それは本当に心配。
ケロちゃんにおまかせ。
今まで手に入れたクリアカード、20枚を一気に紹介!
久川さん、息継ぎできなくて苦しそう…
アニメだと20枚になるんですね。以外にアニオリカードは少ない。
次回予告。
ここからは原作、なかよし7月号のネタバレを大いに含みます。
アニメ派の方、コミックス派の方、ネタバレいいよーという方のみこの先進んでください。
それ以外の方はここでバックしてください。
それではいきます!
次回、とうとう最終話。
以前から書いてたけど、クリアカード編があと1話で解決するわけはない、と。
しかし、なかよし7月号。
結構色んなことが明かされて、驚きの展開で、これこのまま原作通りでアニメ化できるの?!という感じです。
つまり、キリが良くなる気がしない。
ええーこんなとこで終わっちゃうの??!
という感じになりそう。
まぁまだわかりません。時間的にには原作の2話分がアニメの1話分になるので。
続編があるのはほぼ間違いないかな。
劇場版か、2期か。
しかし、サブタイトルが「さくらの透明なカード」というのが気になる。
クリアカード編は終わり、〇〇編と新たなシリーズに突入する可能性もあります。
サブタイトルをそのまま捉えるなら、さくらがクリアカードの真実について知ってしまうのかな?と。
知った上で、前向きにいろいろなことを決意するシーンで終わる、とか?
しかし、7月号ではお兄ちゃんがその日に何か起こりそうなことを感じ取ってる風なことを言うんですよね。「何もせず早く寝ろ」と。
最終話後半、何か大きなことが起こる、もしくはみんなが口々にしていた「その時」が起こるのではないか、と。
そうなるとアニメ最終話、「その時」が起こった瞬間に終わっちゃうんじゃないか??と心配。
どこで終わっても丸く収まらなさそうなんだよなぁ。
原作通りなら、小狼の事はほぼ全て明かされています。
魔法のこと、などなど。
フードの人物について。
これは、不確定要素が多く曖昧ですが、さくらは夢?でその人物を見ることが出来ました。
しかし、これが正解なのかどうか、ただの夢なのかどうかは次回に持ち越されています。
フードの人物が明かされて最終話が終わるんじゃないかなとは思います。
そうなると、細かいものはまだたくさんありますが大まかな伏線はわりと回収できるんじゃないかなとは思います。
そして、私結構予想当たってたなぁーと嬉しかったです。色々と。
最終話楽しみですね!!