テキトー感想&考察ブログ

主にカードキャプターさくらの感想ブログです。

【アニメ】クリアカード編第13話「さくらとただいま苺鈴」感想

※この記事は、初アニメ初放送時に自身の別ブログにて投稿されたものです。

 

 

 

原作4巻のネタバレ多少あり。

この先を読む方は、原作ネタバレがあるのを承知の上お読みください。

 

 


第13話「さくらとただいま苺鈴」

 

「お互い大事すぎるのも大変ね」(苺鈴)

 

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小狼が辛いのはみんなにバレバレで、しかし小狼本人はさくらに気づかれていることをわかっていないんでしょうね。一方のさくらもまた、強くはなったけど弱い部分もまだある。辛い悲しい寂しい気持ちを心の内に秘めている。それにはまだ小狼は気付かなくて。
気付いていてもきっと何もできない。実際さくらは何も聞かないでいる。
お互いを一番大事に思うからこそ生まれる障害もあるんだなぁと、少し悲しい。苺鈴や知世が一番この二人を客観的に見ている気がします。
何もしないのは、二人を信じているからでしょう。

 

アイキャッチキャラクターは、ケロちゃんでした!


【感想】


OPとEDが新しくなりました!!


第三弾PVにて、どちらもサビのみ流れていましたが、そのほかの部分も明るくて素的な曲ですね!!


驚いたのは映像。
盛大なネタバレをしていますが、いいのか?これ。


OPにてモモがチョコケーキらしきものを食べているのは一瞬だったけど、これは驚き。
しかし、EDにて思いっきり動いているではありませんか〜


ちなみに、すでにコミックス4巻にてモモは動いてるししゃべってます。
OP見たとき、今回モモが喋るシーンをやるか?と思いましたが…
視聴者にネタバレしちゃったんだから、早い段階でそのシーンをやるとは思いますが。


しかし、モモは原作でもほんの少ししか喋ってないので、モモの性格がまだハッキリとはわかってなかったのですが…
そうか。モモはスッピー以上に大人でドSなのですね(笑)
ED見てそう感じました。


気になったのは、今回のOPではさくらの素敵な笑顔が一個もなかったこと。
さくらカード編のプラチナでも、さくらは一度も笑顔を見せませんでしたが…。


曲がアップテンポで明るい分、余計にさくらの表情に笑顔がないことが気になります。
さくらカード編では、最後には笑顔でしたが泣くシーンも非常に多かった。
しかし、クリアカード編ではさくらはまだ一度も泣いていません。
さくらは、自分が苦しい時よりも、周りの人が苦しい時、傷つくときに涙を流す女の子です。


やっぱり、後半でさくらが涙を流さずにはいられない展開があるのかな。すこし心配です。


服かわいい!アリス風ですね!
小狼が知世の作ったあのコスチュームを着ていたので、原作でのさくらと小狼のペアルックはいずれありそうですね。


薔薇がたくさん出てきたこと。
今のところ、原作にもアニメにも薔薇はそんなにピックアップされていないはず。
知世や秋穂の家の庭にもしかして薔薇あったかなー?さくら達の相談場所である学校の裏庭に薔薇あったっけ?
思い当たるのはそれくらいです。これから何か大事なキーアイテムになるのでしょうか?

 

 


さて、本編です。

 


チア部可愛いですね〜!!
春ちゃん〜!!


いつかさくら達はどこかの部活を応援するのかな?その時、小狼が助っ人で試合に出てたりとかすると嬉しい。


部室にいる時、苺鈴からのメッセージに「ほえー」


門に出ると、苺鈴に会えました!!
「本物だ〜」って…笑
まぁ、視聴者的にも本物だーと歓喜なわけだが、さくらもか。


苺鈴はいつだって突然やってきてみんなを驚かせますね〜
初登場の時も小狼すら知らなかったみたいだし。
しかし、苺鈴は視聴者は驚かせられなかったのだ。
予告でネタバレてるし、なんならサブタイトルで何週も前からバレバレ。
さくらとの電話で既に登場してるし。
視聴者を驚かせるんなら、もっとずーっと出し惜しみして、サブタイトルにも「苺鈴」を「お友達」とかに置き換えたりしたらもうちょっと驚きと嬉しさが多かったかも。
まぁ、苺鈴はともかく監督さんは視聴者を驚かす気はなかったのでしょう。

 


さくらと苺鈴がしゃべっていると、知世や秋穂、千春ちゃんらも集まってきて…
苺鈴と秋穂はお互いにご挨拶。
そこへ小狼と山崎君がやってきて、苺鈴は広東語?で何かを話す。なんて言ったのかな?
ってか、これ中国語?広東語?
わからなくてすみません。
「連絡もよこさないで!」と小狼は返してるけど、多分「久しぶりー元気だった?」みたいな感じなのかな?

 


山崎君がダジャレで嘘を…っていうか、彼が嘘つくのかなり久しぶりなのではないか?
バドミントンの時はフェイントで本当だったし。さらに、怪談に繋がるようで…千春ちゃんよくわかるなぁ。


山崎君達と別れて帰り道。
食材がないから買い物に行かなきゃという小狼に、苺鈴は一人分でいいという。


「またダイエットでもしてるのか?」
小狼のセリフにさくらは驚いて…
小狼君からダイエットって言葉が出て、ちょっとびっくりした」


さくらの反応に小狼は慌てて一生懸命、苺鈴が以前ダイエットをしていたからだと弁明し…
さくらも慌てて…


なんだこいつら(笑)
可愛すぎるやりとりにこっちが恥ずかしくなるわ〜


まぁ、小狼がダイエットってあんま言わなさそうな気はするからさくらの気持ちもわからなくはないが。


苺鈴はさくらの家に泊まるという。
まぁ、そうだよね。いとことはいえ、小狼の家に二人っきりで泊まるのはまずい。この辺は、小狼よりも苺鈴のほうが大人というか、空気読めますね。
そして、少し苺鈴が可哀想にも思いました。
多分小狼は、苺鈴の事を家族としてしか見ていないからこそ、苺鈴を泊めるのは当たり前だと考えていた。
でも、苺鈴はさくらの気持ちを考えて、元とはいえ小狼を好きだった自分が、小狼の家で二人っきりで一晩過ごすのは良くないと思ったのでしょう。
さくらはぽややんなので、小狼と苺鈴が二人きりで同じ家に泊まろうが、二人きりで出かけようが特に何も思わないんだろうけど。
でもどうなのかな?この苺鈴の気遣いに実はさくらは気づいてたりするのかな?

 


ケロちゃんはゲーム。スッピーとは相変わらず連絡出てないのでしょうかね?
わたしが不思議なのは、なぜエリオルだけでなくスッピーもさくらやケロちゃんとの接触を避けるのか。
急にエリオルだけでなくスッピーとも連絡取れなくなったら、さくらもケロちゃんももっと心配しそうなものです。イギリスで何かあったのではないか?と。
けれど、さくらもケロちゃんも心配する様子はない。実はさくらもケロちゃんも勘づいてる?
わたしはスッピーはわりと口は堅いと思っています。もちろんエリオルも。相談されてもしらばっくれるくらい出来そうだけど…
これはもしや、連絡をとってはいけない理由がちゃんとある?


苺鈴がさくら家に。今日はお父さんもお兄ちゃんも泊まりでさくら一人らしい。
お父さん的には、さくらが一人よりもお友達がいてくれるほうが安心な気がします。
ケロちゃんと苺鈴の相変わらずのやりとりも嬉しい!


小狼のことをウェイさんが心配しているという話で、苺鈴のウェイのモノマネがかわいい!!
でもウェイさんの心配事が、小さな子どもへの心配事だったので安心しました。
ウェイさんはこれから起こることも小狼がさくらに隠れてしていることも全部知っていて心配してるのかと思っていたので。


電話での、ケロちゃん曰く巨大な猫被りの苺鈴。少なからずみんな成長していますが、苺鈴はさくら達よりもさらに一回り成長したなと感じました。小狼の家に泊まらない気遣いもそうですが。
正直、最初はたださくらと話したくてさくらの家に泊まったのかとも思ったのですが、今回の苺鈴は周りをとてもよく見ている女の子に成長したので、さくらに気を遣ったのだなと思いました。


海渡さんのクッキー。
これ、ただのクッキーだよね?
疑いすぎ?


一人暮らしの小狼をお手伝いしたいというさくらに、いるだけで十分だという苺鈴。
自分のことはわからないものよねーという言葉にケロちゃんも頷いてましたね。
小狼にとって、さくらがそばで笑ってくれているだけで十分。それが、苺鈴だけでなくケロちゃんもわかってるんだなと思うと、ケロちゃんも意外と小狼のこと見てるんだなと思いました。きっとケロちゃんは、小狼が何かを隠していること、そしてさくらのために言えずにいる事には気付いていそうです。

 


さくらの噂にくしゃみで反応する桃矢
雪兎さんの家です。
雪兎さんに新たな力について聞かれるシーン。
今回、原作にもあるシーンはここでの会話だけです。
原作では「出来ること」だけだったのが、「新たな出来ること」と新しい力だと強調されていました。
原作読んだ時には、「新たに出来ること」と言っておきながら、実は前の力と同じなんじゃないか?と疑ってましたが、そうではない新たな力のようです。

 

 

いつ起こるかはわからない。けど、起こったらわかる。
それが桃矢のいう「その時」。

 

以前小狼の言っていた「その時」と多分同じ時を指していると思います。
エリオルも「その時」がくるまで自分に出来ることはないと言っています。
原作ではすでにもう一人、「その時」発言している人がいます。


4人に共通するのは、その時が来るのを阻止または引き伸ばしにしようという描写はなく、ただ待っているという事。
桃矢にいたっては、「まだか」と言っているのでまるで早く「その時」が来て欲しそうに見える事です。


クリアカード編に入ってから、さくらが桃矢の話をするとほぼ毎回くしゃみをして、それがさくらだと見抜いている。これは偶然ではなく桃矢の力でしょう。さくらが何を言ったのかも全て分かってしまう、とかもありえる。


ユエ曰く、桃矢の力は戻って来ている。生きている限り、新たな力を蓄えることができるそうですね。
原作にだけある、さくらのお父さんが撫子さんのことを最近見なくなった設定は、アニメだとお兄ちゃんに引き継がれる可能性もあるかなと思いました。
撫子さんが幽霊として現れなくなったことも、理由があるようですので。


お兄ちゃんが頑なに新たな力を隠す理由も気になります。
桃矢だけじゃない。小狼も、エリオルも隠しているのは、さくらだけじゃなくユエやケロちゃんも知ってしまうと「その時」に影響を及ぼすということなのでしょうか?


原作ではお兄ちゃんが、ユエから戻った雪兎に
「さくらが大好きなのはあっちもこっちも同じだな」
というセリフがカットで悲しい…
この時のお兄ちゃんの表情が結構好きなんだけどなぁ。

 


餃子作り!
スプーンだと空気が入っちゃうのか…勉強になります!!今までスプーンで作ってたよ。
バターナイフか!


そして食べる姿がなんと美味しそうな顔!!!


苺鈴はお菓子作りは下手だけど、料理はめちゃくちゃ上手ですよね!
なんかの時に小狼に作ってあげたお弁当がめちゃくちゃ美味しそうたったなぁ。

 


お風呂の後髪を乾かさずに部屋に戻って来たさくら。
「早くお部屋に戻って苺鈴ちゃとお話ししたかったから」
「天然って怖いわ」と呆れる苺鈴。
そこがさくらの良いところ!


苺鈴がさくらの髪を乾かして外バネヘアに!
可愛い〜


小狼なら、髪型に特に好みはないわよ」
と。いや、今は多分ショートヘアが好きなんじゃないかなー?
まあ、どんな髪型でも、さくらである限り小狼は好きだと思うよ。


ケロちゃんが以前みたいに引き出しの中で寝ていて驚きました。苺鈴が布団で寝るなら、いつもみたいにベットでさくらと寝ればいいのに。
部屋はずっとそのまま取っておいたんですね。

 


小狼くん、一人で寂しくないかなぁ」


ここからの苺鈴の小狼語りがすごく切なくて…
多分、苺鈴は小狼が今も好き。でも、知世のさくらへの愛と同じように、苺鈴も小狼が一番幸せでいてくれることを願っているんだと思いました。きっと苺鈴はさくらのことも大好きだから。


「香港に帰ってからも、日本に行くってずっと言ってたわよ、小狼


李家の当主である小狼のお母さんの次に小狼は魔力が強い。これは初めて知りました。まぁ、劇場版でのお姉様方はあんまり魔力が高そうではなかったが。
だから、時期当主なのだそう。
やらなければならないこと、覚えなければならないこともたくさんあるのだとか。


わかってはいたけれど、李家ってやっぱそういう世界なのね。小狼は反対する人もいる中、大変な思いをして日本に来たことがわかりました。苺鈴が言わなきゃさくらはきっと知ることができなかったんだろうなと思います。


実はカードギャプターさくらの中で最も厳しい事をやってるのは小狼のように思います。
幼少期から修行もしているみたいですし、今もさくらに隠れて何かをしているようですし。


そうまでして日本に来たのは、
「あなたに会いたかったからでしょ?嬉しくない?」
そう言われたさくらは…

 

 

「そうだったら嬉しい。でも小狼君、こっちに来てからずっと何か考えてる。何か言えない大事なことがあって。それで、笑ってくれてても、どこか痛そうなのかなって」
小狼にそう言われたの?」
「何も聞いてない。聞いちゃいけない気がする」
「どうして?」
「わからない。けど、言えることならきっと言ってくれると思うから。言いたくないこと無理にいうのはきっと辛いだろうから」
(お互い大事すぎるのも、大変ね)

 


さくらは、小狼が何かを隠していることも、訳あって言えないのも、全部気づいていたのですね。これは原作4巻までではまだ描かれていないことだったので、驚いたとともに、さくらの強さを感じました。


小狼が辛い顔してるのを気づいていた、さくらはきっと辛かったはず。でも何も出来なくて、何も聞かなくて。
好きな人のために何かしてあげたいのに何も出来ないのは苦しいよね。
小狼と同じくらい、きっとさくらも辛いんだろうなと思います。
苺鈴の言う通り、お互い大事すぎるのも大変ですね。
苺鈴は、「その時」については知らなさそうですね。

 


小狼君の心配事が増えないように、私にできる事をしようと思ってる」


さくらはこのセリフよく言うよね。このさくらの強い意志が良い結果につながればいいんだけど…逆に悪い方向へ行く引き金になったりしないか心配。

 


猫耳の苺鈴。明らかに視聴者からみたらクリアカードのせいだってわかるんだけど、さくらは気付かないの???
ってか、カードの気配は??
クロウカードでもいくつか気配のほとんどないものがありましたね。「灯(グロウ)」とか。

 


その頃秋穂の部屋では…
秋穂は「時計の国のアリス」を読んでます。


「わからなかったところがまた読めるようになったので」と。
内容は、今さくらに起こってる事そのまま。
アリス=さくら。


これ、原作だとさくらの起こってる事は本の内容ではなく秋穂の夢なんですよね。
秋穂は、「欲しいものを誰かが持っている夢」
を見る前、アリスがリボンを背中につけて飛んだ夢や閉じ込められる夢、風や水に困らせられる夢を見ています。
これが、アニメでは「本」に書き換えられてるのかなと感じました。
秋穂はさくらのクリアカードで起きている事を、本や夢を通して見ているようです。


見せているのは海渡さんの力かなぁと。
海渡さんには目的があるようですね。たぶん。

 


海渡さんの時計の音からエンディングの「チクタク」に繋がるのは、良い演出!!

 

 


ケロちゃんにおまかせ!
今回は知世の撮影グッズですね〜
この早口を毎回一発でしっかりと尺に収める久川綾さんに、海渡役の花江さんはとても憧れているようです!(スターターブックより)
たしかに、凄い!!!

 

 


今回はとても珍しく、さくらが一度も魔法を使いませんでした!!
苺鈴とのメイン回ですが、話の内容の半分くらいは小狼のことだったのでは?


お兄ちゃんに新たに魔力が宿っていることも判明!!4巻時点でこれ以上お兄ちゃんの新たな魔力に対する情報はないです。
本当に「その時」にならないとわからなそう。

 


次回予告!!
どうやら苺鈴だけでなくみんなに耳や尻尾が生えちゃうらしい。
思い当たるとすれば、クロウカードのときのクリエイトが怪しいけれど…
次回のカードは原作にはないカードでしょう。


 
そして…小狼がさくらの肩を持ち剣を立てている。
小狼の魔法について、4巻の感想の時にもお話しましたが、私は小狼の新たな魔法について思うところがあります。


私の予想では、小狼は来週、時を止めるのではないか、という事。
だって、「時(タイム)」使ってた時にこの二人の構図が似すぎなんだもの。
私が思う小狼の新たな魔法は、小狼さくらカードのようなもの、です。
まぁ、4巻でアニメ以上のヒントはほとんどないので、私の妄想と少しの願望も入っていますが。
私の予想が当たっているかは来週のお楽しみということで。


では!